最も南の国から2010・3 ― 2010/07/26 12:00
【八重山島巡り・3日目】
宿→石垣港離島ターミナル→(高速船)→波照間港→(レンタサイクル)→波照間島灯台→波照間空港→日本最南端の碑→星空観測タワー(休)→ニシ浜ビーチ→みんぴか→波照間港→(フェリー)→石垣港→宿(島内ほぼ一周15キロ)
☆最南端へ
朝起きるとホテルの窓から薄日が差して天候回復?
ということで島巡り二日目。前日船の予約は受け付けていないとのことだったので8時前に波照間海運のカウンターに向かうも、人の列。
定員が12人位の小さな船と聞いていたので、乗れるのか?
と思いつつも、無事チケット購入。
帰りの便が出向するか未定、と言われつつも、昨日よりは明らかに天候良さげなので気にせず往復チケットを購入した。
(定員12名なのは安栄観光の船の方だったらしい。)
桟橋で待っていると昨日西表に向かったのと同型の100人位は乗れそうな高速船が接岸。そういえば船名は「あんえい88」。
波照間へは波照間海運と安栄観光の2社が定期船就航しているようだが、人数が多いときは船を融通したりしているのだろうか。
出航の時間10分違いでほぼ同時刻なところといい、高速船が一日3便なところといい、何がなんだか?という感じである。
どちらかが欠航してもどちらかは運航している、というのであればメリットがありそうだが?
☆海の天気を侮ってはいけない

昨日の教訓を生かし、船室の一番後ろの座席をキープ。
若干前日より天気が回復しているせいか、2度目ということで心慣れしているからか、難なく西表島を右手に見る辺りまで進んでいたのだが、島影から外海に出た頃から文字通り雲行きが怪しくなる。
嵐の如く雨が降り出し、昨日の揺れなど比べものにならないほど船が揺れ始め、高速船なのに速度を落として波を一つ一つ乗り越える感じで右に左に船は揺れるは、一波超える度に船が宙に浮くはの航行となる。
途中、船長が無線で「かなり時化ていて、場合によっちゃぁ引き返すかも」と話をしているのが聞こえてくる。
結局、通常1時間のところを1時間40分程掛けて日本最南端の有人島「波照間島」に到着。
いや、途中で気分が悪くなる家族連れもいて、同じ店でレンタバイクを借りていた青年達も具合悪そうだった。
こちらも、昨日ので心構えはできていたものの、島影が見えたときにはホッとした。
☆レンタサイクル
それほど広くない島内、レンタサイクルがおすすめ、とのガイドブックに従い自転車を借りて出発。(一日千円也。)
・・・面積は広くはないのだが、島の中心部は高く、島を巡る道路も微妙に起伏があって、運動不足の身にはちょいとハード。
これはレンタバイクの方が正解か?などと思いつつペダルを踏む。
これまた微妙に降ったり止んだりする雨も体力を奪っていく。
天気の良い日ならば、島に広がるサトウキビ畑の間をのんびりとサイクリングするのが一興と思われるが。
☆波照間島灯台
普通の土地だと、岬の上に建っている灯台だが、波照間島の灯台は島のほぼ中心、高台の上に建っている。
まあ、小さな島なので、中心に建っていれば四方から望めるということなのだろう。
☆波照間空港
島民の翼・・・だったらしいのだが、数年前から定期運行便が廃止となり空港は閉鎖されている。
ただでさえ町の売店っぽい建物(多分日本最南端であると同時に最小の空港だろうと思う)なのに、薄暗い待合室を見ると寂しいなぁと思う。
廃墟好きではあるのだが、あれだけ船に揺られた後だと、飛行機があれば、幾分気楽に島に来れるのに・・・と思った。
空港は閉鎖されているが航空気象観測所は稼働している様子。
いつか飛行機で再びこの島に来てみたいものだ。
☆日本最南端の碑
今日の主目的地。沖ノ鳥島とか行けない島は別として日本最南端。
日の丸を付けた石碑にここは日本だと安心する。
北方四島だとか、竹島だとか、対馬だとか、周辺の蛮族国から国土を奪われないように日本政府にはしっかりしてほしい。
☆星空観測タワー
波照間島からは南十字星が見られるとのこと。
周囲に民家も少なく、天気が良ければすばらしい星空が望める。また、プラネタリウムもあり、昼も夜も楽しめる・・・らしいのだが、月曜休館でした。残念。
☆山羊

島内の至る所で山羊を見かけた。
全然人を警戒する素振りもなく、近寄ってくる。周囲に誰もいそうに無いけれども。飼い山羊っぽい。
究極の野放し状態だが、狭い島内とはいえ逃げたら捕捉できるのだろうか。
☆島一周道路
島の周囲をぐるりときれいに舗装された道が巡っている。
それ以外の道は畑の間を抜ける舗装されていない農道だったりするので、自転車で走るにはこのきれいな道路が非常にありがたいが、場所によっては中央線あり片側一車線・歩道付きの
立派な道路であるにもかかわらず、この日島を一周してすれ違った車が3台・歩行者0人だった事を考えると贅沢かも。
☆ニシ浜ビーチ
思わず息をのむ、白い砂浜・波照間ブルーの海が広がる。
この時期、関東で同条件のビーチがあったなら間違いなく立錐の余地も無いほどの海水浴客であふれているだろうが、今日見かけたのは家族連れが1組。
天気が良い日であれば、もう少しシュノーケリングを楽しむ観光客がいたりするようですが。
☆カフェみんぴか
昼食にしようと集落へと続く坂道をちょっと登った「みんぴか」へ。
カレーをオーダーしたが、家族連れで賑わっていて、少々時間が掛かりそうとのことで先に港の土産物屋をのぞきに行った。
が、突如、南国のスコール?かと思えるほどの土砂降り。
店に戻る頃には、ずぶ濡れに。
京都から移り住んで10年という店のご夫妻にタオルを貸して頂いたり着替えを出して頂いたり、非常に気を遣って頂き、こちらが恐縮してしまう程。
ニンニクチップが香ばしいカレーを食べていると帰りの第3便
(最終便)が出ないかもしれないので、2時間ほど早い時間に出るフェリーに乗った方が良いかも、と港まで運航状況の確認に行ってもらったり。出航まであまり時間が無いということで、レンタサイクル屋で自転車を返した後、港まで送ってもらったり。
後で調べたら、結局この日の第3便は欠航。(2便はすでに欠航)しかも、その後3日間は波照間航路の高速船は全便欠航となっていたようで(フェリーは、もしかして運行していたかも。)
ご夫妻の助言が無かったら当日石垣島に帰ってないどころか島に少なくとも3泊、石垣島の宿・レンタカーも延長、帰りの飛行機も延期、勤め先に「島に足止め食らって帰れません~。」と
泣きを入れることになっていた。
想像するだけでも恐ろしく、島旅は日程に余裕を持っていないと大変なことになると後々からジワジワ怖くなってきた。
・・・雨には降られたものの、こういう出会いがあったからこそ無事自宅に戻ってこの旅日記を書いていると思うと幸運でした。
このページを見られることは無いと思いますが、その節は大変お世話になりました。m(..)m>みんぴかのご夫妻。
(港の土産物屋を覗いた際に既に第2便の欠航は知っていたもののレンタサイクル屋の第3便は出るかも?との言葉と、徐々に回復するという週間天気予報を見て安心していた。
フェリーは高速船の倍の2時間程掛かるのだが、客室に寝っ転がってうたた寝している間に到着したので、高速船で座席に座って揺れに耐えつつ移動するより断然楽だった。就航日が週3日しかないのが難点ですが。※
※月~土の毎日運航に変更になっているらしい。)
8月には高速船の代わりに一回り大きい新造船が就航予定らしく運航率が上がると期待されているよう。
島民や、船が出ず足止めを食らったことのある旅行者には朗報と思われる。
4日目に続く。
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