道南ってどうなん?・5日目 ― 2020/08/13 12:00
旅程:宿~夷王山神社~旧天ノ川駅~旧上ノ国駅~旧江差駅~開陽丸青少年センター~瓶子岩~江差追分会館~道の駅江差~くぐり岩~しかべ間欠泉公園~大沼駅~新函館北斗駅~東京~自宅
◆朝食
なんてことはない朝食ですが、イカ刺身が付くのが良いよね。
◆夷王山神社
昨日来た道を上ノ国側に戻って夷王山神社。
駐車場から山頂の神社までまた山登り。
周囲には風車がちらほら。ホント多いな。
鳥居と江差の町が眼下に広がります。
◆旧天ノ川駅
上ノ国町内に旧江差線の駅が6つ?あるらしいのですが、
その中で、旧江差線廃線前から営業していない駅があったらしい。
近くを流れる天の川という素敵な名前から採った、天ノ川駅。
江差木古内線道路沿いにあるらしいが、見えてきたのはショベルカー。
風力発電設備を作るのだそうで、駅は跡形もなく。
なんていうか、江差線って廃線鉄には世知辛いよね。そこまでして鉄道があった跡を消さなくても良いように思うのですが。
◆橋梁
廃線跡でトンネルとか橋梁は手付かずで残っていることが多く、それだけ撤去するのが大変なのでしょうが、天ノ川駅の近くにもとっても惹かれる橋梁が残っている。
そう、これよコレ。こういう風景を見たかったのです。
◆旧上ノ国駅
当時の駅舎が商工会議所として辛うじて残っている・・・、
旧江差線でココだけかも。
上ノ国町の中心部のように見え、駅前には最近整備されたらしいロータリー型の交差点があり。
◆旧江差駅
終着駅、江差駅。
駅舎があったであろう場所は集合住宅が建っており、その横に
モニュメントと当時のレールが数メートル残るのみ。
駅前の建物はこぢんまりとした展示スペースになっていますが、正直、昨日のいかりん館の方が断然展示品が充実している。
何かよくわかりませんが、元酒屋の販促品がご自由にお持ち帰りください、となっていて、Made in Franceらしいゴブレットを頂戴してくる。
◆開陽丸青少年センター
開陽丸という旧幕府軍の軍艦がこの江差沖で座礁・沈没したらしい。
軍艦らしく展示品にはやたらと砲弾が多いが、あんまり幕末の歴史に興味がないので、そうですか、はぁ。という位の印象。
◆瓶子岩
開陽丸から海水浴客の横を通り、かもめ島という島にある瓶子岩。
瓶子(へいし)とは神棚とかに置いてある壺ですね。
波風に削られてこの形になったみたいですが、傍の厳島神社の鳥居とあいまって観光名所、という感じ。
◆江差追分会館
「江差」といえば「追分」。
元は漁師歌だそうですが、聴いたことがなく。
丁度入館した直後に江差追分の大会で優勝した方の定期公演が始まるというので、有無を言わさず鑑賞。
観客5~6人程。。まぁ、こういう時節の平日だしね。
◆道の駅江差
日本で一番小さい道の駅、ということを売りにしているらしい道の駅に。
駐車場は多分最小ではないと思うけれど、ほぼ満車。
ここも海水浴客が来るようで。
道の駅は確かに小さく、羊羹とかのお土産をちょっと売っているのみ。
小さい展示品が並んでいる。
小さい小さいピンズをお土産に購入。
◆くぐり岩
江差からちょっと北へ向かい、くぐり岩へ。
5台程しか停められない駐車場に車を置いて、浜へ降りていく。
ヒトがくぐれるような穴が開いた奇岩が。
近くのシラフラといい、変わった地形が多い。
◆片交
まだ時間があるなぁ、このまま天気もいいし函館まで行っちゃう?
(もう一度、天気の良い八幡坂の写真を撮りたかった)
と思ったのだが、鹿部町というところにある間欠泉まで
行く途中で、工事渋滞。
他にう回路もなく、結局通り抜けるまでに30分程度かかった。。
トンネル内で信号待ちをしないように、とか色々制約はあるのでしょうが、工事区間に比べて片側交互通行の距離が長く。うーん。。
◆しかべ間欠泉公園
道の駅も併設していて、足湯があったり、海産物を焼けるスペースがあったり、温泉で蒸すスペースがあったりで駐車場満車。
10分おき位に吹き上がる間欠泉は観られるスペースまで入場するのに入場料が300円かかります。若干硫黄の香りが。
間欠泉の上にストッパーが設置してありますが、せっかくなので
届くところまで吹き上げさせると良いのに、という気もしなくもない。
その分、周囲に飛散するので、風の具合によっては大変なのかも知れません。
◆大沼駅
最後のあがき、ではないですが、函館本線は駒ヶ岳を挟んで二方向に分岐します。
再びいかめしで有名な森駅で合流するわけですが、正直どちらの途中駅も北海道のローカル線の駅という感じで廃線になってもおかしくない気がします。
大沼駅は有人駅のようです。
◆新函館北斗駅
駅前でレンタカーを返却して駅へ。
凄く立派な駅。
駅の周りには何にもないんですが、レンタカー屋とホテルがあって、旅の起点なのですねぇ。
北海道新幹線が札幌まで延伸すると、ますます通過駅として寂しい感じになってしまうのではないかと少し心配です。
終わり。
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