東急ジルベスターコンサート2005-2006 ― 2006/01/01 07:00

みなさま、明けましておめでとうございます。m(..)m
行って参りました。東急ジルベスターコンサート。
炎のコバケン、カウントダウン大成功でした。
歓喜の歌ありがとうございました。
今回は一昨年(2004-2005)と違い、第1部から大江さんと
内藤さんが曲の合間にトークを挟み、内藤さんの人柄も
あってか、終始和やかなムードでプログラムが進みました。
今回は出演予定の一人、アーウィン=シュロット氏が
手の骨折のため急遽来日・出演取り止め。
代わりに日本のテノールの第一人者、錦織健さんが出演。
一部演目も変更になりました。
急なこととはいえ、素晴らしい歌声を披露して下さいました。
指揮:小林研一郎
ピアノ:小山実稚恵
ヴァイオリン:松田理奈
テノール:錦織健
ソプラノ:崔岩光
メゾ・ソプラノ:秋葉京子
テノール:水口聡
バリトン:青戸知
管弦楽:東京フィルハーモニー交響楽団
合唱:武蔵野合唱団
司会:大江麻理子、内藤剛志
演目とコメント:
(第1部)
◆ベルリオーズ:序曲「ローマの謝肉祭」
2年前のカウントダウン曲で、小林研一郎さんが
ベルリオーズの幻想交響曲を演奏したのを見たのが
ジルベスターコンサートに足を運ぶようになったきっかけ
だけに、この組み合わせは感慨深い。
コバケンはいつも聴衆も奏者もぐぐぐいっと惹き付ける
躍動的な指揮を見せてくれます。
1月に再度、氏のコンサートを聴きに行く機会があるので
今から楽しみです。
◆プッチーニ:歌劇「トスカ」より“星は光りぬ”
本来はモーツァルトの「フィガロの結婚」から一曲の予定
だったのですが、演目変更(その1)
しかし、これだけの声量が出せる人間ってのは
どうなっちゃってるんでしょうか。
◆サラサーテ「ツィゴイネルワイゼン」
ヴァイオリンの松田理奈さん、弱冠二十歳だそうです。
しかも一昨年の日本音楽コンクール第1位。
今回初めて演奏を聴かせて頂きましたが
どうやったらああいう曲が弾けるのか・・・。
今後のさらなる活躍に期待です。
◆チャイコフスキー:交響曲第4番 第1楽章
指揮者お得意の一曲だそうです。
この曲、第2部の冒頭でも登場するのですが・・・。
(休憩)
ここで、例によってテレビ中継開始。
始まりの際に観客の中の目立ちたがりな一人が突如
拍手をして奇声をあげる。
・・・・・こういうバカはクラシックなんて聴かずに
会場の外の渋谷の街で好きなだけ騒いでたら良いのにと
おそらく会場内の全員が思った筈。
ホント存在そのものが迷惑(怒
(第2部)
◆チャイコフスキー:交響曲第4番 第1楽章(冒頭部分)
昨年は、ワーグナーの歌劇「タンホイザー」の一曲から
やはり冒頭部分を放送開始に演じて、冒頭部分なりにも
一区切りついて曲として形になっていたのですが、
今年は、表題の曲。「事前に曲の途中までです」とアナウンス
があったものの、本当にCMに入ったら途中でフェードアウト
しちゃうしf(ーー;
まぁ、第1部でちゃんと聴いているから良いのかも知れませんが
曲の聴かせ方としてはどうかと・・・。
◆ショパン:小犬のワルツ
ピアノの小山実稚恵さん。この方も超有名ですが、
生演奏をお聴きするのは初?かも。
この曲、名前のわりに、また良く聴くわりに演奏するとなると
大変そうな印象を受けました。
◆ベートーヴェン:交響曲第9番第4楽章「合唱付」
カウントダウン曲。大江アナ曰く、血も凍るひととき。
特にソロ部分も有り、情感がこもるといくらでも曲の長さが
変わってしまいそうなところを、コバケンがきっちりと
まとめてくれました。
おかげで2006年も良い年になりそうです。
本当に素晴らしい。
◆モーツァルト:交響曲第41番「ジュピター」第4楽章
2006年はモーツァルト生誕250年の年なので、
おそらく、全国各地でそれを記念したコンサートが開催される
筈です。
そのおそらく全世界で真っ先に、最高神ゼウス(ジュピター)の
名を持つこの曲を演奏するあたり、美味しいところを
持っていくなぁ、という感じ。
◆モーツァルト:歌劇「ドン・ジョヴァンニ」より“恋人をなぐさめて”
曲が変わるシリーズ(その2)
歌劇という世界に全く足を踏み入れていない者としましては
どういうシーンで歌われる曲なのかもさっぱりなのですが、
こう、度々ドン・ジョヴァンニの名が出てくると、どんないい男なのかと
観てみたくなりますね。
◆サラサーテ:「カルメン幻想曲」第3・4曲
この、サラサーテというヒトは、どーしてこう難しい曲を書くんでしょうか。
奏者に同情したくなるぐらい技巧的な曲ですが、
音楽とは技術を見せるものでしょうか・・・。
単純だけれど人々の心に染み入って残る音律というのが
あるように思うのですけど。
◆ラフマニノフ:ピアノ協奏曲第2番 第1楽章
小山さん再登場。
2006年から12年24回に渡りリサイタルを予定していらっしゃる
そうで・・・。
12年て!
自分の12年前と今、今の自分と12年後の自分。
想像もつかないほど長いシフトで予定が立てられる視点に
感心します。
私は、一寸先は闇。今はこつこつ毎日歩む・・・のみ。
◆ヴェルディ:歌劇「椿姫」より“乾杯の歌”
演目変更(その3)
元はビゼーの「カルメン」の一曲だったようですが、
こちらの方がなじみがあるので、良し。
曲の最中、上方で機械音(?)がする。
(何事?トラブルか?)
と思ったら、カラフルな風船がふってきました。たーくさん。
毎年芸が細かい。
何故かステージへ向かって前へ前へ風船を送るのが
流行り?らしく、前方の席にいた私の所には2コも3コも
風船が飛んでくる。
なかには割り出す人もいるし。つーか、それは割るものなのか?
ステージにモノを投げるのとか、パンパン割っちゃうのは
場合によっては客のブーイングっぽく取られるような気がして
演出としてはどうかと。
(アンコール)
◆ヨハン=シュトラウス1世:ラデツキー行進曲
おなじみ。やっぱりニューイヤーコンサートといったらコレ。
コバケン氏が会場のみならず、合唱団へも曲に合わせた拍手を
促して、みんなで2006年の幕開けを祝うという感じで
楽しくフィナーレを迎えることが出来ました。
この後、指揮者・ソリスト・司会全員で手を繋いでご挨拶。
今回は、本当に格式張らずに楽しいコンサートになりました。
ひとえに両司会者・名指揮者の妙だと思います。
第九の合唱、武蔵野合唱団の意気の合った歓喜の歌声に
痺れました。
新年をこんな素晴らしいコンサートで迎えることが出来るのは
本当に贅沢な楽しみだと感じ、是非来年も・・・と思いました。
・・・うわ、めっさ長文に。
この後、録画したのを聴き直して何か思いついたら追記します。
ということで、これから寝ます。(えー
行って参りました。東急ジルベスターコンサート。
炎のコバケン、カウントダウン大成功でした。
歓喜の歌ありがとうございました。
今回は一昨年(2004-2005)と違い、第1部から大江さんと
内藤さんが曲の合間にトークを挟み、内藤さんの人柄も
あってか、終始和やかなムードでプログラムが進みました。
今回は出演予定の一人、アーウィン=シュロット氏が
手の骨折のため急遽来日・出演取り止め。
代わりに日本のテノールの第一人者、錦織健さんが出演。
一部演目も変更になりました。
急なこととはいえ、素晴らしい歌声を披露して下さいました。
指揮:小林研一郎
ピアノ:小山実稚恵
ヴァイオリン:松田理奈
テノール:錦織健
ソプラノ:崔岩光
メゾ・ソプラノ:秋葉京子
テノール:水口聡
バリトン:青戸知
管弦楽:東京フィルハーモニー交響楽団
合唱:武蔵野合唱団
司会:大江麻理子、内藤剛志
演目とコメント:
(第1部)
◆ベルリオーズ:序曲「ローマの謝肉祭」
2年前のカウントダウン曲で、小林研一郎さんが
ベルリオーズの幻想交響曲を演奏したのを見たのが
ジルベスターコンサートに足を運ぶようになったきっかけ
だけに、この組み合わせは感慨深い。
コバケンはいつも聴衆も奏者もぐぐぐいっと惹き付ける
躍動的な指揮を見せてくれます。
1月に再度、氏のコンサートを聴きに行く機会があるので
今から楽しみです。
◆プッチーニ:歌劇「トスカ」より“星は光りぬ”
本来はモーツァルトの「フィガロの結婚」から一曲の予定
だったのですが、演目変更(その1)
しかし、これだけの声量が出せる人間ってのは
どうなっちゃってるんでしょうか。
◆サラサーテ「ツィゴイネルワイゼン」
ヴァイオリンの松田理奈さん、弱冠二十歳だそうです。
しかも一昨年の日本音楽コンクール第1位。
今回初めて演奏を聴かせて頂きましたが
どうやったらああいう曲が弾けるのか・・・。
今後のさらなる活躍に期待です。
◆チャイコフスキー:交響曲第4番 第1楽章
指揮者お得意の一曲だそうです。
この曲、第2部の冒頭でも登場するのですが・・・。
(休憩)
ここで、例によってテレビ中継開始。
始まりの際に観客の中の目立ちたがりな一人が突如
拍手をして奇声をあげる。
・・・・・こういうバカはクラシックなんて聴かずに
会場の外の渋谷の街で好きなだけ騒いでたら良いのにと
おそらく会場内の全員が思った筈。
ホント存在そのものが迷惑(怒
(第2部)
◆チャイコフスキー:交響曲第4番 第1楽章(冒頭部分)
昨年は、ワーグナーの歌劇「タンホイザー」の一曲から
やはり冒頭部分を放送開始に演じて、冒頭部分なりにも
一区切りついて曲として形になっていたのですが、
今年は、表題の曲。「事前に曲の途中までです」とアナウンス
があったものの、本当にCMに入ったら途中でフェードアウト
しちゃうしf(ーー;
まぁ、第1部でちゃんと聴いているから良いのかも知れませんが
曲の聴かせ方としてはどうかと・・・。
◆ショパン:小犬のワルツ
ピアノの小山実稚恵さん。この方も超有名ですが、
生演奏をお聴きするのは初?かも。
この曲、名前のわりに、また良く聴くわりに演奏するとなると
大変そうな印象を受けました。
◆ベートーヴェン:交響曲第9番第4楽章「合唱付」
カウントダウン曲。大江アナ曰く、血も凍るひととき。
特にソロ部分も有り、情感がこもるといくらでも曲の長さが
変わってしまいそうなところを、コバケンがきっちりと
まとめてくれました。
おかげで2006年も良い年になりそうです。
本当に素晴らしい。
◆モーツァルト:交響曲第41番「ジュピター」第4楽章
2006年はモーツァルト生誕250年の年なので、
おそらく、全国各地でそれを記念したコンサートが開催される
筈です。
そのおそらく全世界で真っ先に、最高神ゼウス(ジュピター)の
名を持つこの曲を演奏するあたり、美味しいところを
持っていくなぁ、という感じ。
◆モーツァルト:歌劇「ドン・ジョヴァンニ」より“恋人をなぐさめて”
曲が変わるシリーズ(その2)
歌劇という世界に全く足を踏み入れていない者としましては
どういうシーンで歌われる曲なのかもさっぱりなのですが、
こう、度々ドン・ジョヴァンニの名が出てくると、どんないい男なのかと
観てみたくなりますね。
◆サラサーテ:「カルメン幻想曲」第3・4曲
この、サラサーテというヒトは、どーしてこう難しい曲を書くんでしょうか。
奏者に同情したくなるぐらい技巧的な曲ですが、
音楽とは技術を見せるものでしょうか・・・。
単純だけれど人々の心に染み入って残る音律というのが
あるように思うのですけど。
◆ラフマニノフ:ピアノ協奏曲第2番 第1楽章
小山さん再登場。
2006年から12年24回に渡りリサイタルを予定していらっしゃる
そうで・・・。
12年て!
自分の12年前と今、今の自分と12年後の自分。
想像もつかないほど長いシフトで予定が立てられる視点に
感心します。
私は、一寸先は闇。今はこつこつ毎日歩む・・・のみ。
◆ヴェルディ:歌劇「椿姫」より“乾杯の歌”
演目変更(その3)
元はビゼーの「カルメン」の一曲だったようですが、
こちらの方がなじみがあるので、良し。
曲の最中、上方で機械音(?)がする。
(何事?トラブルか?)
と思ったら、カラフルな風船がふってきました。たーくさん。
毎年芸が細かい。
何故かステージへ向かって前へ前へ風船を送るのが
流行り?らしく、前方の席にいた私の所には2コも3コも
風船が飛んでくる。
なかには割り出す人もいるし。つーか、それは割るものなのか?
ステージにモノを投げるのとか、パンパン割っちゃうのは
場合によっては客のブーイングっぽく取られるような気がして
演出としてはどうかと。
(アンコール)
◆ヨハン=シュトラウス1世:ラデツキー行進曲
おなじみ。やっぱりニューイヤーコンサートといったらコレ。
コバケン氏が会場のみならず、合唱団へも曲に合わせた拍手を
促して、みんなで2006年の幕開けを祝うという感じで
楽しくフィナーレを迎えることが出来ました。
この後、指揮者・ソリスト・司会全員で手を繋いでご挨拶。
今回は、本当に格式張らずに楽しいコンサートになりました。
ひとえに両司会者・名指揮者の妙だと思います。
第九の合唱、武蔵野合唱団の意気の合った歓喜の歌声に
痺れました。
新年をこんな素晴らしいコンサートで迎えることが出来るのは
本当に贅沢な楽しみだと感じ、是非来年も・・・と思いました。
・・・うわ、めっさ長文に。
この後、録画したのを聴き直して何か思いついたら追記します。
ということで、これから寝ます。(えー
キタ━━━━(゚∀゚)━━━━ッ!! ― 2006/01/01 18:34

東急ジルベスターコンサートに参加した方の黄金コース
というと、コンサート終了>明治神宮に参拝なのだそうで、
今年は終電の時間まで間もあるし、行ってみる。
日本最大の初詣参拝者数を誇る神社というのを
失念しておりました。・・・人大杉。
周辺バカップルだらけでうんざりしつつ、警察官に
誘導されつつ拝殿の真っ正面で参拝してきましたよ。
日本人は信心深いというか、イベント好きなんですな。
で、駅に着いた頃には終電などとうの昔に出てしまっており
夜の渋谷の街を徘徊しつつ始電で帰ってきました。
明治神宮の御神籤は「大御心」といって吉凶を占うものでは
ないので、最も近所の神社へも改めて参拝。
(天照皇大神と明治天皇・昭憲皇太后が喧嘩するかどうかは
存じませんが、お祈りする内容は別のものにしました。)
で、御神酒を頂戴し、御神籤。
久々に・・・
大吉キタ━━━━(゚∀゚)━━━━ッ!!
(ホント何年ぶりでしょう・・・。)
内容も言うことナシ。
「かき曇る空さえ晴れてさしのぼる、
日がけのどけき我こゝろかな」
詩の通り、飛躍の一年にしたいと思います。
みなさまの2006年が良い年になりますように。
自分の2006年も良い年になりますように。
というと、コンサート終了>明治神宮に参拝なのだそうで、
今年は終電の時間まで間もあるし、行ってみる。
日本最大の初詣参拝者数を誇る神社というのを
失念しておりました。・・・人大杉。
周辺バカップルだらけでうんざりしつつ、警察官に
誘導されつつ拝殿の真っ正面で参拝してきましたよ。
日本人は信心深いというか、イベント好きなんですな。
で、駅に着いた頃には終電などとうの昔に出てしまっており
夜の渋谷の街を徘徊しつつ始電で帰ってきました。
明治神宮の御神籤は「大御心」といって吉凶を占うものでは
ないので、最も近所の神社へも改めて参拝。
(天照皇大神と明治天皇・昭憲皇太后が喧嘩するかどうかは
存じませんが、お祈りする内容は別のものにしました。)
で、御神酒を頂戴し、御神籤。
久々に・・・
大吉キタ━━━━(゚∀゚)━━━━ッ!!
(ホント何年ぶりでしょう・・・。)
内容も言うことナシ。
「かき曇る空さえ晴れてさしのぼる、
日がけのどけき我こゝろかな」
詩の通り、飛躍の一年にしたいと思います。
みなさまの2006年が良い年になりますように。
自分の2006年も良い年になりますように。
ウィーン・フィル ニューイヤーコンサート ― 2006/01/03 15:25
今年の指揮はマリス・ヤンソンス
衛星中継でリアルタイムで聴いていたときは
iEPG予約をしていたのですが、番組延長に気付かず
肝腎のラデツキー行進曲の最中に録画終了してしまう。
「ノォォーーー!!」と思いつつ、再放送でリベンジ。
(再放送のiEPGもデフォルトだと10分短かった。
手動で10分延長しておいて大正解。)
ワルツ「春の声」だとか
第2部では「フィガロの結婚」序曲、
おなじみの「美しく青きドナウ」など有名な曲も多く、
演出もドッキリするものがあり楽しめたのではないでしょうか。
黒田さん2006年最初のモーツァルトの演奏はここ日本で
行われてますよ・・・。
日出づる国だけあって、年明けがはやい上に年越しで
コンサートやってるんだから当然なのですが、
日本のコンサートはご覧にはならないのかしらん。
(まぁ、会場トークはどうでも良いんですが。)
しかし、モーツァルト生誕から250年。
クラシックと聴くとずっと昔からある音楽のように感じるが
250年と聴くとまだまだ新しい気もする。
今や世界一の超大国が今年建国230年だというから、
歴史が浅いと言い切ってしまうのは語弊があるかもしれないが、
未だに歴史=戦争の歴史となっている世の中は
どうにかならないのかなぁと思う。
不可避な自然災害は別として、人災は少ない1年だと
良いなあと、ちと消極的に願う年明け。
衛星中継でリアルタイムで聴いていたときは
iEPG予約をしていたのですが、番組延長に気付かず
肝腎のラデツキー行進曲の最中に録画終了してしまう。
「ノォォーーー!!」と思いつつ、再放送でリベンジ。
(再放送のiEPGもデフォルトだと10分短かった。
手動で10分延長しておいて大正解。)
ワルツ「春の声」だとか
第2部では「フィガロの結婚」序曲、
おなじみの「美しく青きドナウ」など有名な曲も多く、
演出もドッキリするものがあり楽しめたのではないでしょうか。
黒田さん2006年最初のモーツァルトの演奏はここ日本で
行われてますよ・・・。
日出づる国だけあって、年明けがはやい上に年越しで
コンサートやってるんだから当然なのですが、
日本のコンサートはご覧にはならないのかしらん。
(まぁ、会場トークはどうでも良いんですが。)
しかし、モーツァルト生誕から250年。
クラシックと聴くとずっと昔からある音楽のように感じるが
250年と聴くとまだまだ新しい気もする。
今や世界一の超大国が今年建国230年だというから、
歴史が浅いと言い切ってしまうのは語弊があるかもしれないが、
未だに歴史=戦争の歴史となっている世の中は
どうにかならないのかなぁと思う。
不可避な自然災害は別として、人災は少ない1年だと
良いなあと、ちと消極的に願う年明け。
第156回サンデーコンサート ― 2006/01/08 21:46

冬のクラシック三昧最終楽章。
指揮:小林研一郎
ピアノ:仲道郁代
演奏:日本フィルハーモニー交響楽団
プログラム
ドヴォルザーク:交響曲第8番(自然交響曲)
(休憩)
モーツァルト:ピアノ協奏曲第20番
ラヴェル:ボレロ
今回の会場は古巣池袋の東京芸術劇場。
だんだん、懐かしく馴染み深いという感じが薄れてきたのは
遊びの軸足が池袋から別の場所に移ってしまって
随分経つからでしょうか。
今回は、年越しに引き続き、指揮コバケン。
ただし、3階席の後ろの席だったので専らオペラグラス越しに
見るだけでした。
はじめはボヘミア(チェコ)の作曲家ドヴォルザークの交響曲第8番
第3楽章のワルツが良い感じでした。
演奏後にはマエストロが団員をパートごとに起立させ
拍手を浴びてました。
その後休憩。
東京芸術劇場の良いところは、前も書いた気がするが、その立地を
いかしたロビーからの眺望。
サンシャイン60と池袋の街をボーっと見ていると、すぐに休憩時間
終了しました。
次にモーツァルト:ピアノ協奏曲第20番
モーツァルトの協奏曲で短調というのは異色らしいが、
美しいピアノと弦楽器の音色に周囲ではウトウトされてる方が。
ま、年明けの連休中日の午後。良い音楽を聴いてリラックス
しちゃうのは分かります。
最後におなじみボレロ。
この曲ほど生演奏でその良さが出るものはないんじゃないかと。
耳をそばだてないと聞こえないような小さな音に始まり、
各楽器が旋律を重ね繰り返していきラストは銅鑼も打ち鳴らす
大音響。先ほど寝ていた方も目が覚めたんではないでしょうか。
で、指揮であり日本フィルの音楽監督でもある小林研一郎氏より
新年のご挨拶と日本フィルが今年で創立50周年を迎えることの
ご報告。
5月にはヨーロッパ公演も予定されている他、50周年記念企画も
色々用意しているようで、頑張って下さい。
その後、激しいボレロの後はゆったりとした曲はいかが?
ということで、アンコール曲はアイルランド民謡より
「ダニー・ボーイ」。
さらに、このままでは名残惜しいですからということで、
何の曲が来るんだと思ったら、
なんと、先ほど盛り上がって頂いたボレロの最後1分位を
再演(!?)
おそらく、ボレロを楽しみにこのコンサートに来た方が
半数以上いらっしゃると思われるので、まさにアンコール。
録画したクラシック演奏のトリの部分だけ聴いたりすることは
良くありますが、まさか生のオーケストラでそれをやって
しまうとは、型破りで意表を突かれました。
何かとクラシックを古式ゆかしい肩肘の張ったものに
したい方にはコバケンのスタイルは賛否両論あるようですが、
Delivery個人としては音楽を聴く楽しみを探求する姿勢は
好感が持てます。
そんなこんなで、何故かコンサート後に天一で食事しつつ
帰って参りました。
指揮:小林研一郎
ピアノ:仲道郁代
演奏:日本フィルハーモニー交響楽団
プログラム
ドヴォルザーク:交響曲第8番(自然交響曲)
(休憩)
モーツァルト:ピアノ協奏曲第20番
ラヴェル:ボレロ
今回の会場は古巣池袋の東京芸術劇場。
だんだん、懐かしく馴染み深いという感じが薄れてきたのは
遊びの軸足が池袋から別の場所に移ってしまって
随分経つからでしょうか。
今回は、年越しに引き続き、指揮コバケン。
ただし、3階席の後ろの席だったので専らオペラグラス越しに
見るだけでした。
はじめはボヘミア(チェコ)の作曲家ドヴォルザークの交響曲第8番
第3楽章のワルツが良い感じでした。
演奏後にはマエストロが団員をパートごとに起立させ
拍手を浴びてました。
その後休憩。
東京芸術劇場の良いところは、前も書いた気がするが、その立地を
いかしたロビーからの眺望。
サンシャイン60と池袋の街をボーっと見ていると、すぐに休憩時間
終了しました。
次にモーツァルト:ピアノ協奏曲第20番
モーツァルトの協奏曲で短調というのは異色らしいが、
美しいピアノと弦楽器の音色に周囲ではウトウトされてる方が。
ま、年明けの連休中日の午後。良い音楽を聴いてリラックス
しちゃうのは分かります。
最後におなじみボレロ。
この曲ほど生演奏でその良さが出るものはないんじゃないかと。
耳をそばだてないと聞こえないような小さな音に始まり、
各楽器が旋律を重ね繰り返していきラストは銅鑼も打ち鳴らす
大音響。先ほど寝ていた方も目が覚めたんではないでしょうか。
で、指揮であり日本フィルの音楽監督でもある小林研一郎氏より
新年のご挨拶と日本フィルが今年で創立50周年を迎えることの
ご報告。
5月にはヨーロッパ公演も予定されている他、50周年記念企画も
色々用意しているようで、頑張って下さい。
その後、激しいボレロの後はゆったりとした曲はいかが?
ということで、アンコール曲はアイルランド民謡より
「ダニー・ボーイ」。
さらに、このままでは名残惜しいですからということで、
何の曲が来るんだと思ったら、
なんと、先ほど盛り上がって頂いたボレロの最後1分位を
再演(!?)
おそらく、ボレロを楽しみにこのコンサートに来た方が
半数以上いらっしゃると思われるので、まさにアンコール。
録画したクラシック演奏のトリの部分だけ聴いたりすることは
良くありますが、まさか生のオーケストラでそれをやって
しまうとは、型破りで意表を突かれました。
何かとクラシックを古式ゆかしい肩肘の張ったものに
したい方にはコバケンのスタイルは賛否両論あるようですが、
Delivery個人としては音楽を聴く楽しみを探求する姿勢は
好感が持てます。
そんなこんなで、何故かコンサート後に天一で食事しつつ
帰って参りました。
Suiスイいcaない。 ― 2006/01/14 02:36
JR東日本が当初、首都圏の私鉄網がパスネットで統一されて
便利な中、単独で始めたICカードサービス「Suica」。
今や、JR西日本のICOCA、東京モノレール、りんかい線、
ビックカメラ他、駅中店舗、そして、ついには首都圏の
私鉄・バス等主要交通機関のPASMOを巻き込み、
不可避的利用者(通勤定期利用者)の多さを利用して
Edyを凌ぎIC型電子マネーで一人勝ちになりそうな雰囲気だ。
元々、プリペイドカードにはプレミアが付くのが普通でした。
テレカですら、5%(1,000円なら1,050円分通話可能)の
プレミアが付いていたわけですが、近年カード偽造対策と称し
高額カードの廃止に合わせ、いつの間にかプレミアが付かない
カードが台頭してきました。
当然、Suicaはプレミアなし。(それどころか、デポジット名目で
500円預けなきゃいけない。)
今でも、回数券などでは1割のプレミアが付いているところが
多ですが、いずれSuicaに修練されてサービス精神の欠片もない
価格が設定されるとやだなー、と。
といえど、Deliveryの通勤経路でも、Suicaによる決済サービスが
可能な飲食店が増えてきた。
そこで、早速夕食を済ませた後試しに利用してみるか、と
精算時に「支払はSuicaで・・・。」と言って華麗に
センサーにタッチしてみた!
「ピーーー」
・・・Suicaでも、初期に発行されたペンギンが描かれていない
(実際は右下にSuicaマークのない)カードでは電子決済が
出来ないらしい・・・orz...
みどりの窓口に出頭すれば無料で新カードに交換してくれる
そうだが、ICカードの黎明期とはいえ、主導権を握ってしまえば
サービスの提供はやりたい放題だなぁという印象。
便利な中、単独で始めたICカードサービス「Suica」。
今や、JR西日本のICOCA、東京モノレール、りんかい線、
ビックカメラ他、駅中店舗、そして、ついには首都圏の
私鉄・バス等主要交通機関のPASMOを巻き込み、
不可避的利用者(通勤定期利用者)の多さを利用して
Edyを凌ぎIC型電子マネーで一人勝ちになりそうな雰囲気だ。
元々、プリペイドカードにはプレミアが付くのが普通でした。
テレカですら、5%(1,000円なら1,050円分通話可能)の
プレミアが付いていたわけですが、近年カード偽造対策と称し
高額カードの廃止に合わせ、いつの間にかプレミアが付かない
カードが台頭してきました。
当然、Suicaはプレミアなし。(それどころか、デポジット名目で
500円預けなきゃいけない。)
今でも、回数券などでは1割のプレミアが付いているところが
多ですが、いずれSuicaに修練されてサービス精神の欠片もない
価格が設定されるとやだなー、と。
といえど、Deliveryの通勤経路でも、Suicaによる決済サービスが
可能な飲食店が増えてきた。
そこで、早速夕食を済ませた後試しに利用してみるか、と
精算時に「支払はSuicaで・・・。」と言って華麗に
センサーにタッチしてみた!
「ピーーー」
・・・Suicaでも、初期に発行されたペンギンが描かれていない
(実際は右下にSuicaマークのない)カードでは電子決済が
出来ないらしい・・・orz...
みどりの窓口に出頭すれば無料で新カードに交換してくれる
そうだが、ICカードの黎明期とはいえ、主導権を握ってしまえば
サービスの提供はやりたい放題だなぁという印象。
Homepage : http://www.ne.jp/asahi/eternal/delivery/index.htm
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