iPhone6詐欺2015/11/25 23:58

戒めとばかりに。

この夏、実家に帰った際、短い日本での滞在時間に
テンションがハイになっていたためか、詐欺にあったので
書き留めておく。

日本携帯(iPhone5S)を久々に使って、
(普段は海外現地用の携帯を別に使っている。)
普段使わない2次元バーコード作成アプリを使おうとしたら、
「あなたは、iPhone6のモニターに選ばれました。
送料として1米ドル相当をご負担いただけますと、
モニター用としてiPhone6 16GBモデルをお送りします。」
というフィッシング詐欺広告が表示された。

落ち着いて考えれば、そんなうまい話がある訳ないことに
すぐに気付くのだが、何故かまんまと騙されてしまった。

クレジット機能の付いたデビットカードで決済すると、確かに
1米ドル相当(百円ちょっと)の引き落としがあり。

数日後、現物が届かぬまま赴任先に戻り、仕事をしていると
5千円超の引き落としがあった。
通常のクレジットカードだと、数ヵ月後に実際に銀行から
引き落としがあってから、(あれ、これ何に使ったかな?)と
Web上で明細を確認しながら考えるのだが、このデビットカード
は、海外に駐在するのにあわせて作ったカードで、それほど
頻繁に使っていない。

なんだろう、と明細を見ると「rapidvidz.com USD49.95」の明細
が載っている。
この時点でもなお、1米ドル相当との繋がりを認識しないまま
「見に覚えのない引き落としがあったのですが・・・。」と
カード会社に連絡し、カードを利用停止してもらう。

調べていくと、どうやら、
・1米ドル相当は、カードが生きている(引き落とし可能)か
 調べるための釣り。(使えることだけ分かったら、すぐに
 誤請求として、返金処理される。)
・カードが使えると分かると、詐欺の引き落としをするのだが、
 すぐに引き落としをすると「1米ドルじゃないじゃないか!」
 とバレるので、少し日にちを空けて引き落としされる。
 (自分の場合は、いつの間にか有料動画サイトに契約した
  ことになっており、5日間の無料期間中に解約しなければ
  月々の使用料が掛かる、という前提になっていた。)
・サイトの運営は米国のようだが、モニターの体験記のような
 ページは日本語でそれらしく作ってあったので、まぁ、
 悪いことを恥と思わない日本人が協力している。
ということのよう。

結果として、カード会社も頑張っていただいたようで、数ヶ月
経って「高い勉強代だったなぁ。」と諦め忘れかけた頃に無事
返金を受けることが出来たのだが、
・下手な英語で運営会社にクレームと返金の要求をし、
・そのやり取りをカード会社に連絡して対応を依頼し、
・使えなくなったカードの再発行手数料を支払い、
・カード払いを他カードに移し、
・再発行されたカードを海外に送ってもらい、
ってことをやらねばならなかった。

ということで、大怪我はしなかったものの、迂闊だった自分へ
戒めの意味で、記録しておこうと思ったのでした。

・・・皆さんも詐欺にはお気をつけあれ。

ではまた。

コメント

コメントをどうぞ

※メールアドレスとURLの入力は必須ではありません。 入力されたメールアドレスは記事に反映されず、ブログの管理者のみが参照できます。

※投稿には管理者が設定した質問に答える必要があります。

名前:
メールアドレス:
URL:
次の質問に答えてください:
スパムコメント対策として以下の欄に
「辰年」と入力して投稿ください↓

コメント:

トラックバック

このエントリのトラックバックURL: http://delivery.asablo.jp/blog/2015/11/25/7923608/tb

※なお、送られたトラックバックはブログの管理者が確認するまで公開されません。

Homepage : http://www.ne.jp/asahi/eternal/delivery/index.htm