あふがにすタン2006/02/05 21:16

近所の古本屋で、以前目にしていたものの高値に
手がでなかった「あふがにすタン」(ちまきing著)を購入。
出版元は一時「もえたん」で荒稼(ry した三才ブックス。
「もえたん」の出来は存じませんが、この本は為になりました。
地理を勉強したにも関わらず、中央・南アジア情勢には全く疎く
ひのもとさんと同じくアフガニスタンってどこ?ってカンジなので、
(まぁ、当時の地図には"Union of SOVIET Socialist Republics"の
 文字があったりして状況も違うのですが。)
まず、場所を知るところから。
人気のあるトピックスのみを追いかけて関心が薄れると
報道しないマスゴミの偏ったニュースと違い、豊富な資料を
基に彼の国が持つ時代背景をふまえ、出来るだけ公平に、
分かり易く紹介している点は好感が持てます。

某所では風刺漫画を発端として暴動にまで発展しているようですが、
漫画という手法を地理・歴史の勉強にも応用できる点は
日本が誇って良いことだと思います。

大半はWEBコミックスで既読だったものの、
1本ごとに付けられている作者のコメントで、
設定の細かさを知り関心。
(自分が購入前に解ったのは「めりけんの自慢の美肌」位)
・・・人気投票では6位でしたが、公平に描いている
本作を読んでも、やっぱりめりけんの諸悪の根元っぷりは
変わらないなぁと。
経済で秀でるのも、自称ヒーロー気取りなのも結構ですが、
いろんな所に戦争の火種を蒔かないと持たない
軍事で儲ける体質だけは改めて頂きたい。
・・・と日本が積極的に働きかけて欲しいのだが、作中の
ひのもとさんの世間知らずっぷりを見ると
無理かもー・・・と思うことしきり。

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