長崎市高島町端島(軍艦島)2007/05/02 12:00

☆旅の計画☆

私は帰ってきた。・・・帰郷記念ってことで。

隊 長:世間はゴールデンウィークであるぞ。
下っ端:我々の登場って一年ぶりっすね。
隊 長:昨年銚子電鉄に乗ったときはまさか本拠地が変わるとは思いもしなかったが・・・。
下っ端:人生何があるかわからんですね。
隊 長:で、せっかくなので前々から考えていた旅行を実行する。
下っ端:独り者の同僚陣は海外に遊びに出ているようですが・・・。
隊 長:ま、それも良いが。そのうち海外分が不足したらな。
下っ端:(海外分って何・・・?)


☆行程☆
(遊覧船)長崎港~~女神大橋~~端島(軍艦島)~~長崎港
(c)やまさ海運
「遊覧船パンフ」

乗り場は長崎港ターミナル
JR長崎駅より徒歩10分。


☆観光の街☆
 長崎は観光の街である・・・と地元にいた頃は意識していなかったものの県外に出てみると改めて認識する。
 出身地が長崎ですと話すと、「長崎?昔、修学旅行で行きました。」という輩のなんと多いことか。

 今の季節、修学旅行と思しき学生がわらわらいます。
 ハウステンボスといい長崎って若者が観光して面白い土地か?と疑問を感じます。今回訪れた軍艦島もそんなとこ。

 連休の谷間だけあって、流石に制服姿の学生はいないものの、乗船客多し。廃墟すら新たな観光名所としてしまう商魂には感心する。

 何社か同様の軍艦島観光船を出しているところがあるようだが、今回は、一番メジャーであろうと思われる長崎港発着のコース。所要時間100分。¥3,000


☆女神大橋☆
(別称)ビーナスウイング
 新!観光名所・・・らしい。
夜はライトアップされて綺麗です。健脚な方は歩いて渡れます。


☆神の島教会☆
中央の白っぽい建物
長崎は教会多し。(実は寺も多い。)
お暇な方は訪ね歩くも良し。


☆海から観光☆
 所要時間から分かるとおり、長崎港から軍艦島はかなり離れている。途中、海から長崎の街についての観光ガイドがあるので、退屈はしない。(某社の工場見学か?と一瞬錯覚することも・・・)
 写真の女神大橋(2005年11月開通)、神の島教会などは初見。

 同じ海運会社が企画している外海に出ない長崎港を観光するコースもあるそうだが(同パンフの長崎港クルーズ)時間があるのならば(同じところを通るので)軍艦島コースの方がお得・・・な気がする。


☆夢の跡☆
 外海に出て波に揺られること20分程。見えてきたですよ。
昔、野母崎という長崎の先端にある親戚の家に行く途中、遠く海の向こうに見えた島。
 「あの島には誰も住んでないよ。」と教えられたときの違和感。(当時既に無人島でした。念のため。)

 廃墟のイメージとして印象深いのは、これまた小さい頃訪れた崎戸町というところにあった炭坑跡。
 こちらも既に閉山になっており、風化というほど傷んではいなかったものの窓ガラスは外され室内は埃に埋もれた無人のアパートは、夢の跡・・・という言葉が当にしっくりくる佇まいでした。


☆軍艦島全景☆
長崎県長崎市高島町端島(無人島)
 高度成長期を支えた島。
島を世界遺産にしようというNPOもあるようです。


☆端島(軍艦島)☆
灯台(中央右上)は現役・・・らしい
近くから。
当時人口密度日本一だったアパート群が犇めく。


☆坑員社宅☆
65号棟(中央奥)。手前は病院


☆堤防の補修跡☆
人の手が入ってるんだ・・・と少々残念。
 明らかに色が違うところが。近年補修された部分らしい。
朽ちるままが良いのか否か?


☆端島小・中学校跡☆
超望遠で撮影
一部割れてない窓ガラスに拍手。

 観光船は速度を緩め、島の周りをぐるりと一周する。
特に、旧桟橋があった島の東側(?)では完全に停泊。残念ながら、現在は端島への上陸は禁止されているので、船上から望遠で写真を撮る。

 一部堤防は風化による浸食が激しいらしく、補修されているとのこと。業者の方は上陸出来るんだ・・・と羨ましく思ったり。

 注)新たな観光資源ということで、今後桟橋を再整備し、島の一部に遊歩道を設ける(建物への立ち入りは禁止)計画があるとか。
 あまり人の手を加えずあるがままの姿にしておいて欲しい気持ち半分、間近で高度成長期を支えた夢の跡を見てみたい気持ち半分。
 まぁ、「上陸可」となれば、また訪れるでしょう。


☆端島神社☆
中央に突き出ているのが神社跡
 日本の家は木と土。
神の住まいも然り?

 木造の建物がほぼ全壊、鉄筋コンクリートのアパート群も風化が激しい・・・なのに、丘の上にある神社(櫓っぽく見える建物)だけがその姿を留めているってところに、本当か?と若干眉唾ながら、霊力を感じたり。

 超過密で、各家庭には当時貴重だったテレビが置かれ、映画館まであったという人工の島でありながら、神社もあったというところが日本的。
 海外であれば、教会・モスクetc...となるのだろう。
 人の創った神には否定的な自分ではありますが、心の拠り所というのは昔も今も変わらず必要とされていて、根深い関係があるんだなぁ、と考えたり。良くも悪くも。


☆島を後に☆
やっぱり、上陸してみたいなぁ・・・。
 島の周りをゆっくりと一周し船は長崎港へと戻ります。


☆フィルムかデジタルか☆
 ここ数年、旅行には親から譲り受けたフィルムカメラを持ち歩いている。
 一方、この一眼レフを譲った親はと言うと、最近はデジカメにご執心らしい。
 「今やデジカメ全盛だろう!」と豪語する親が、パソコンは使わ(え)ないというところが違和感ありまくりなのだが、デジカメ+デジタルプリントというのがメインだそうな。

 デジカメが出始めの頃(メインが35万画素クラスだった頃)に一時期、今の親と同じ事言っていた気がしますが、「撮ってもハードディスクの肥」で、熱が冷めた記憶有り。
 同じ理由で子供の成長記録をハンディカムで撮ったりということには否定的。アナログ万歳なのですが、アルバムを見るのと同じ手軽さで鑑賞できる電子媒体が確立されないかなぁと思ったりします。


終わり。

ワンダラーズ・フロム・・・2007/05/07 01:10

GW。
商慣行・・・じゃなく、小観光を決行したものの、
あとは特に予定もなく。
例年であればクラシックコンサートだゴルァ・・・と
出かけていくところですが、守備範囲を福岡方面まで
広げてGW中の公演を探すもヒットせず。
これが都会と田舎の差なのか・・・orz
ホント、生オケ鑑賞が趣味に出来なくなってきた。

仕方がないので積みゲーに手をかける。
Ys~フェルガナの誓い~
何年積んでたんだ?と我ながら呆れつつ、
インストールしながら取説読んでると、MSX2で
遊んでいた頃の遠い記憶が甦ってくる。
当時は、「ワンダラーズ・フロム・イース」という
タイトルで、FD5枚組だった気が。
採石場に入ると「ディスク2を入れて下さい」とか
メッセージが出てたりとかしたような。
当時はサイドビュー(立面図を移動する感じ)に
YsⅠ・Ⅱからの違和感を感じつつも、多重スクロール
(奥の背景とアドルがいる手前のスクロール速度が
違い、奥行きを感じさせる作りだった。)に
驚愕した覚えがあります。(当時は凄い技術だった)

それが今やDVDで3Dアクションですよ。
HDD容量1.3GB以上。
時代が違うなぁと感慨深く思いながらゲーム開始。
画面のイメージはPC版YsⅠ・Ⅱと似ているけれど
基本的にバリアフリーなⅠ・Ⅱと違いⅢ作目独自の
アクションRPGの要素が強い。
ノーマルモードをプレイ中ですが、
なかなか手こずってます。つか、パッド欲しい。
結局GW中には終わらず、久々に週末ゲーマーに
なりそうな予感。

元々YsⅠ・Ⅱ原理主義で、辛うじてⅢ(ワンダラーズ)
をやって、後の作品には手を出していないんですが、
最近「Ysオリジン」ってのが出てるんですね。
うーん・・・手を出すか否か。
Homepage : http://www.ne.jp/asahi/eternal/delivery/index.htm