悪魔が来たりて笛を吹く ― 2005/03/08 21:48
びぇっぇええっっくしょい!
・・・黄色い悪魔が大量に舞い降りてマス。
薬局大儲けですねー、と思いつつ私もたまらず薬を買ってきました。
今からこんなんじゃ、4月になったらどうなるんだろうと
ガクガクブルブル
しかし、注意報が出されて、みんなマスクして外出。 薬を飲んで何とか生きているっていう図式、 一昔前の「環境破壊後の未来都市」って感じです。 原因が人為に直結していないだけで、光化学スモッグとか 粉塵の公害とかわんないもんなぁ。
で、ニッポン放送株。 いや、現在の病んだ日本の縮図を見るようだというか。 既得権にしがみつく者は違法だろうが情報操作しようが、 改革者を潰して最後の最後まで責任を取らずにのさばる。 周囲も「変な話だな」と思いつつも改革者潰しに加担する。
ニッポン放送の社長がライブドアの株の大量取得に対し 「証券取引法の精神を踏みにじるもの」とか非難してますが、 上場している会社が仮にも自分の会社の筆頭株主に 「あなたの思い通りにはさせませんよ」と唾を吐くのは 資本主義の原則を踏みにじる行為なんですが。 上場会社は自社の株を市場に公開し買ってもらって資金を集め、 経営者は株主に任されて事業を行っているのであって、 会社は経営者のものではなく株主のものです。 ・・・というようなことを、株主の同意も得ずに大量の 新株予約権発行しようとしている犯罪者(違法ですから)に言っても 馬の耳に念仏でしょうけど。
どうも、日本の企業は「株式」という制度を単なる金集めの手段 としてしか利用していないように見受けられます。 利益を上げたら本来それは全て株主に配当されるべき ものなのですが、日本の社長さんの豪邸を見ると 借りた金で稼いで私腹を肥やしてるなぁと。
まぁ、証券会社自体が堂々とインサイダー取引 やるようじゃ世も末というか、個人投資家が馬鹿を見るというか。
3倍返し。 ― 2005/03/14 23:31
社会人をやっていると、嫌でも従わなきゃいけない慣習があったりする。 年賀状を出すことしかり、出張に行ったらお土産買ってくることしかり。 で、この時期というと、女性がいる職場なら 「義理チョコにお返し」ということになる。
男女比が同じくらいの部署とかだったり、密かに社内恋愛なんかを してみたいコが居たりすると楽しいのかもしれないが、 女性の比率が小さかったり、送る側も受け取る側も 「どこをどう間違っても義理なのがわかってて、 『もしかしたら』なんて妄想しようがない」関係だったりすると だんだんみんな手抜きになって、共同購入で『女子社員より』とかいう チョコが配布されたりする。 Deliveryの部署もそんな感じで、じゃあ男性陣からのお返しも まとめて送っちゃおうか?という話になった。 (…そこまで手抜きするなら辞めてしまえば良いのに、と思うのだが、 たとえ宛名も裏面も印刷しただけの年賀状同様送らない訳にはいかない。)
で、何故か買い出し担当が私になった訳だが。
既婚者も居るので「奥さんへのお返しを買うついでに買って くれりゃーいいのに!」と言いたいところを我慢し出掛ける。 売り場めちゃ混み。 通りすがりの女性二人連れが「馬鹿な男達がお返しで 大変だよねー。」と言いながら通り過ぎるのを (そー言うおめぇは本命貰ってんのか?ゴルァ!)と毒づきつつ品定め。
男性社員全員から…といいつつ、ものすごーーく趣味の悪い ものを(例えば下着がセットになったチョコとか)お返ししたら どーなるんだろー?と思うも、社会人生活を賭けたギャグをする 勇気はなく(つか、そういうのって実際に売られてるのか?) 目立つといえばクマー(テディベア)がセットになったのとかあるものの そんなメルヒェン路線を寛容に理解してくれそうな気もせず。 結局、無難にスイーツでお返ししてみることに。
バレンタインデーに貰ったのが「ガレー」のチョコだったので、 お返しは予算もみんなから集めたお金があるので(うちは男性の比率が高い) 正統派に超を付けて『ゴディバ』にしてみた。 「ゴディバのチョコ」というとバッグでいうルイ・ヴィトンみたいな感じかと。 値段は相当に張るので、本命でもないのに個人でお返しに使うと それこそ「馬鹿な男が…」であるが、そこはみんなの共同出資。 女性側からしても「私、今年ホワイトデーにゴディバのチョコ 貰ったの(義理だけど)。」と話のネタに出来る…かもしれない。 どちらもベルギー王室御用達だと知っていると、 「御用達返し(?)で来たか」と分かる…かなぁ。
まぁ、こういう送った方も貰った方もちょっと楽しい気分になれると ギフトの意味があると思うのだけど、どうだろう。 と、板チョコを食べながら思う。(自分も食べたくなったらしい) …ちなみに、送ったトリュフ一粒と今食べてる板チョコ(これも ベルギーからの輸入品)一枚…ほぼ同じ値段です。
チャリティー三度。 ― 2005/03/17 00:45
「Harmony Aid in Bunkamura」
(スマトラ島沖地震津波災害復興支援コンサート)に
行ってきました。
今回は東京国際フォーラムの時と違い、前よりの席が取れ
ステージを見上げる感じで楽しんできました。
指揮者もソリストもオーケストラも司会の方も
ハッキリ見分けられる席というのは普段ではなかなか
取れないので(S席とかA席って高いし…)
音だけでなく見て楽しむ事が出来ました。
内容は…
指揮者:尾高忠明氏
ソリスト:前橋汀子さん(ヴァイオリン)、小山美稚恵さん(ピアノ)、
森麻季さん(ソプラノ)、藤原道山氏(尺八)
演奏:東京フィルハーモニー交響楽団
司会:帆足由美さん
演目は
サマーリンの栄誉のための悲歌「感謝のしるし」(チャイコフスキー)
「レクイエム」よりピエ・イエズ(フォーレ)
アメイジング・グレイス(トラディショナル・藤原氏編曲)
ピアノ協奏曲第2番ハ短調第1楽章(ラフマニノフ)
交響詩「フィンランディア」(シベリウス)
~休憩~
アヴェマリア(バッハ・グノー)
尺八本曲
ヴァイオリン協奏曲ホ短調第1楽章(メンデルスゾーン)
タイスの瞑想曲(マスネ)
スター・ウォーズ組曲第1曲(ジョン・ウィリアムズ)
今日は有給休暇取れず、仕事後に行くことに。
開演に間に合わなさそうで、かなり焦りました。
司会者の帆足さん。なんか話し方を聴いていると、
放送部のアナウンス原稿を思い出すような…というか。
実際緊張されているのでしょうが、原稿を読むスタイルでは
イベントの司会者としては堅いなぁという気がしました。
で、前半。
コンサートの主旨もあるせいか、かなり重い曲が続く。
一番聴き慣れた曲というと「アメイジング・グレイス」になるが、
これは尺八のソロでした。
前回の大鼓といい、和楽器をコンサートに取り入れるというのは
流行なのだろうか?
私は尺八の音色にわびさびを感じるには、少し早いようだ。
後半、聴き入ったのは森麻季さんが歌う
阿部…アヴェマリア。
ステージに立つ際に長いドレスにつまずいて会場の
笑いを誘ったりしましたが、澄んだ歌声に会場のみんなが
包まれ「Harmony Aid」とはこういうことか、と思いました。
ヴァイオリン協奏曲とタイスの瞑想曲。
前回に続き前橋汀子さんがソロ。
間近で見ると、更に楽しそうに…というかダイナミックな動きで
音楽を表現されていました。
最後は、ガラリと雰囲気を変えて超有名な「スター・ウォーズ組曲」
のメインテーマでシメ。
選曲はどうかと思うが、「勇気を持って困難に立ち向かいなさい」
というメッセージなのかと解釈。
でも生演奏で聴くと迫力あって本当に楽しいですね、この曲。
ジョン・ウィリアムズって鬼才だ。
今回の収益金・募金は全額、日本赤十字社に寄付され救援に当てられる
そうですが、前回と違いあんまり「募金にご協力を」って前面に
出していなかったのでちょっと心配。
Deliveryは前回同様心ばかり寄付させて頂きました。
モルダウ ― 2005/03/27 01:27
聴いてみたい曲から日程のあうコンサートを選んだ。
今日のコンサート
東京ニューシティ管弦楽団特別演奏会
「オーケストラとピアノで綴る民族の詩」
(in東京芸術劇場・大ホール)
指揮:木村圭二
ピアノ:江澤聖子
ヴァイオリン:伊東佑樹
演目
スメタナ:交響詩「わが祖国」より「モルダウ(ヴルタヴァ)」
ショパン:ピアノ協奏曲第2番ヘ短調第1楽章~第3楽章
(休憩)
リスト:ハンガリー狂詩曲第2番嬰ハ短調
サラサーテ:ツィゴイネルワイゼン
ヨハン・シュトラウスⅡ世:円舞曲「美しく青きドナウ」
シベリウス:交響詩「フィンランディア」
感想
いきなり今回のメイン。おなじみモルダウです。
クラシック音楽で好きな曲を挙げていくと5番以内に入るだろう曲。
日本では合唱曲としても有名ですが、交響詩の方は聴いていると
実際に見たことがないにもかかわらず、水が集まり流れ大河となって
行くチェコの川辺の風景が思い浮かぶようです。
民族の詩ということで言うなら、チェコがドイツ支配下にあった
時の呼び名である「モルダウ」ではなく、チェコ語で「ヴルタヴァ」と
呼ぶのが正しいそうです。(音楽の授業では習わなかった気がする。)
ショパン。江澤聖子さんの登場。
指揮者の木村圭二氏もそうですが、日本の音楽家育成に努めておられる
そうで、演奏を聴いても、ただただ凄いなー、の一言。
演奏後女の子から花束贈呈とかありましたが、これって東京芸術劇場の
慣例なんだろうか?なんだか微笑ましかったです。
ハンガリー狂詩曲。
冒頭の部分が有名かな。リストというとどうしてもピアニストという
イメージが強くて「ラ・カンパネラ」とかをオススメしたいのです。
このハンガリー狂詩曲も元々ピアノ曲として作られたそう。
伊東佑樹氏ヴァイオリンによるツィゴイネルワイゼン。
やっぱりヴァイオリン良いよなぁ。Delivery的に演奏できるように
なりたい楽器№1はピアノ、№2がヴァイオリンです。
日本の住宅事情も加味して練習用の弦+フレームで出来た
ヴァイオリンもあるようですが。一般人には敷居が高いよね。
「美しく青きドナウ」
これも、その優雅な旋律が好きな曲の一つ。
河に関係する曲って良い曲多いなぁ。クラシックとは違うけれど
「大黄河」のテーマ曲とかも好きです。
フィンランディア
シベリウス作。フィンランドの独立に貢献した曲。
日本は周囲を海に囲まれた理想の国境線に守られた国ですが
(最近はそうでもないようですが)
他国と陸続きで侵略戦争を経て今がある欧州の国々には
深い民族意識があり音楽とも密接に関係があるようです。
今回演奏された曲の何曲かはそれぞれの国において国家に
匹敵するほど愛され演奏されているそうですが、果たして
今の日本にそんな曲があるのかと。
君が代は祖国日本に対する思いを喚起する程愛されているだろうか。
こういう素晴らしい音楽を聴くにつけ、国家斉唱の際に不起立の
教員を愛国心を試す踏み絵の如く処罰しなければならない程
押しつけがましい日本の愛国心ってなに?と嘆かずにはいられない。
今回は久々にアンコール曲の演奏がありました。
なんだか、とても得した気分に。
本日は時節柄(?)やたらと親子連れとか祖父母子連れが多い気が。
春休みに家族揃ってクラシックコンサートですか、良いですな。
Deliveryは慣れたもので、適度にラフな格好で出掛けてたのですが、
連れられているお子さんとか、“ちょーーーん”ってなかんじ(?)で
卒業式にでも着ていきそうなよそ行きの服装で連れられていたりして
微笑ましく(そればっかりか)
年末年始、立て続けにクラシックコンサートに出掛けてましたが
今日で一段落。本業が忙しくなりそうなので、休日はバタンQな
日々になりそう。あぁ…。
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